勝手にEFO比較分析【ナイキx ミズノ】(スポーツ用品メーカー会員登録フォーム編)

やってきました「勝手にEFO比較分析」。

オリンピックが盛り上がりを見せ、連日寝不足の方も多いのではないでしょうか?
スポーツの世界に欠かせない、ユニフォームやシューズ。
1秒、1mの差を生むため、選手にとって欠かせない存在ですよね。
今回は、そんなスポーツ用品を扱うメーカーを選んでみました。

題材は、スニーカーやスポーツウェアなどスポーツ関連商品を扱う世界的企業のナイキ(Nike, Inc.)様(http://www.nike.com/)
(以下、本記事ではナイキ)と、
日本の総合スポーツ用品メーカーである美津濃株式会社(ミズノ、 Mizuno Corporation)様(http://www.mizuno.co.jp/)(以下、本記事ではミズノ)をセレクトさせていただきました。

※以下、サイト名の敬称は省略させていただきます。

いつもどおり「勝手に分析」していきましょう。
今回も改善ポイントを「勝手に」指摘していきますので、どうぞお付き合い下さい
。○△×と、ユーザー視点での評価を行っていきます。

※本記事の内容は2014年2月12日時点のナイキ様、ミズノ様、両社のサイトのフォームを分析した内容を記載しています。
なお今回ご紹介したどのフォームにも当社エフトラ EFOの入力補助機能は導入されていません(2014年2月12日時点)。

今回は、会員登録フォームに注目してみました

ナイキ ミズノ
ページ数 入力、確認、完了の3つ 入力、確認、完了の3つ
入力項目の種類 11種類 15種類
必須項目入力欄の数 11個 10個
フロー なし あり
オファー あり 別ページにあり
必須マーク オレンジで「*」マーク
小さいので認しにくいが、
全項目必須
オレンジで「必須」マーク
わかりやすい
メルマガ購読 デフォルトチェックあり 複数あり
利用規約、
プライバシーポリシー
リンクで別ウィンドウ表示 登録ページの前に1ページあり
送信ボタンのサイズ 幅238px x 高さ40px 幅326px x 高さ67px
入力画面のレイアウト 専用フォームを、
元ページにオーバーレイ。
※スマートフォンでは別ページ。
専用ページ
ヘッダーフッダー共通
入力ページへの遷移 トップページのログインから
会員登録
トップぺ―ジの「CLUB MIZUNO」ページより

両社とも、とてもすっきりとしたフォームになっていました。
質問項目にも大きな差はなく、大方必要な項目かと思います。

レイアウトに注目!

ナイキのページは、ファーストビューで質問のほとんどを確認することができるものでした。
ファーストビューに収めるためには、必然的に項目の絞り込みが必要で、余分なものをそぎ落とすこともできます。
これは、先日行いましたセミナーでもお話させていただきましたが、離脱を防ぐ方法の第3位に挙げているもので、質問の全体像が見渡せることで、ユーザーに安心感を与えます
詳しくは、TFM&A マーケティング・テクノロジーフェア2014、発表スライド公開、をご確認下さい。

ミズノは、ゆったりとしたレイアウト、認識しやすい必須マークで、入力がしやすかったです。
フロー表示もあり、登録後に、確認、完了と続くことが一目でわかります。

ナイキ
サインアップのボタンまでファーストビューに入っているとなお良し!
ナイキ会員登録フォームファーストビュー
ミズノ
お名前やふりがななど、1つにまとめても良いのでは、と感じました。その方がよりすっきり見えると思います。
ミズノ会員登録フォームファーストビュー

正反対な住所入力項目!

ナイキは、郵便番号のみの入力でとてもシンプルでした!
情報として必要なのは、「どの地域に住んでいるのか」、ということだけであれば、このように思い切って他の部分は削除し、項目を絞ることは大切だと思います。
郵便番号と住所はセット、と考えてしまい、実際には必要ない住所データを入力するのは、ユーザーの負担になりかねません。

ミズノは、住所自動入力機能がついており、郵便番号を入力すると自動で住所が入力されます。
また郵便番号がわからない方のために、検索機能もついており、ユーザーにやさしいサポートがされている、と感じました。

ナイキ
住所項目がないとここまでシンプルになります。
ナイキ会員登録フォーム住所入力部分
ミズノ
3ケタの郵便番号でも検索できるように、枠を2つに分けているのですね。
ミズノ会員登録フォーム住所入力部分

メルマガアピール方法に差が!

ナイキは全体的にシンプルなフォームにまとめるため、メルマガ表記もとてもシンプルなものでした。
フォームのトップに文章でのオファー内容が記載されているのみで、全体的にアピールは控え目でした。
デフォルトでチェックも入っていますし、フォームもわかりやすいので、このチェックをわざわざはずすことはあまりなく、メルマガ配信が可能だろうな、という印象を持ちました。
(そもそもナイキという会社への会員登録なので、こういった情報をほしい方がメインで登録されているのだと思います。)

ミズノは、膨大な量のメルマガを発行しているようです。
競技・種目ごとにカテゴリがわかれているようで、興味のあるものにチェックを入れるタイプでした。
ただ、一見すると文字の羅列に見えてしまいわかりにくさを感じたので、色分けなどで、よりアピールしてみては、と思いました。
文字をクリックするとチェックが入るようになっていたので、そこは使いやすくて良いと思います。

ナイキ
控えめですが、他の項目枠とサイズもあっているので、認識しやすいですね。
ナイキ会員登録フォームメルマガ訴求
ミズノ
たくさん興味がわいても、全てにチェック入れるのは、結構大変かも。。。
ミズノ会員登録フォームメルマガ訴求

それでは離脱防止機能も見て行きましょう

機能名 ナイキ ミズノ
ガイド

未入力の残り必須項目数などをリアルタイムで表示する機能

なし なし
離脱ブロック

ページを閉じようとするとアラートを出してOKしないと閉じることができない機能

なし なし
サブミットブロック

送信のための入力条件を満たさないと送信ボタンを表示しないor押せなくする機能

なし なし
項目ごとのアラート表示

入力についての説明をリアルタイム表示する機能

フォーカス時:なし
エラー時:あり
フォーカス時:なし
エラー時:あり
項目ごとに入力完了後の動作 なし なし

エラー表記は、リアルタイムがなお良し!

ナイキは、左上から順番に入力していかないとアラートが出るようになっていて、未入力を防ぐ策が取られていました
また、入力表記が間違っている時などは、枠に色を付けることと、文言でのお知らせが出て、どこが間違っているのかが一目でわかるので、ユーザーにとっても親切ではと思います。

ミズノは、エラー表示に関しては確認ボタンを押さないと表示されず、また画面をスクロールして項目を埋めていくので、一度エラーが出てしまうと、修正にストレスを感じてしまうユーザーも多いのでは?と思いました。
入力のリアルタイムでエラー表示が出ることで、誤入力や修正のストレスを減らせると思います。

ナイキ
シンプルなレイアウトの中で、エラー表示が目立ちます。
ナイキ会員登録フォームエラー表示
ミズノ
エラーが出てしまうと、少々時間のかかるフォームかな、と思いました。
ミズノ会員登録フォームエラー表示

親切アドバイス!

入力フォームでパスワードを入力する項目がある時に、なかなか適したものを入力できずにイライラした経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
セキュリティ上パスワードは必要だとしても、設定時にとまどうと、離脱につながる可能性があります。
今回、ナイキにパスワード入力項目がありますが、ふきだしでパスワードの条件を提示し、ユーザーのサポートをしてくれています

ナイキ
ふきだしにすることで、フォーム自体はシンプルなまま、サポートを追加することができますね。
ナイキ会員登録フォーム入力補助

最後に、勝手にフォーム改善アドバイス!

今回の比較分析は、以上となります。

前回と同じく分析に加え、こうすれば良くなるのではないかという改善案を、考えてみました。

ナイキ

  1. 入力枠に対して、入力される文字が小さいのが気になりました。
    ユーザーが入力した文字を、ユーザー自身が認識しにくいと、入力ミスにつながってしまいます。
    バランスを検討してみても良いと思います。
  2. 全項目必須なので、表記をもう少し大きくするなど、情報がわかりやすい方がミスが減るだろうな、と思います。

ミズノ

  1. ゆったりとしたレイアウトなので、項目数の割にスクロールが多く必要です。
    あとどれぐらいあるのかしら?と不安になるユーザーも多いのでは?
    残り必須項目数を表示するなど、ユーザーの心理的ハードルを下げる工夫があると良いと思います。
  2. メルマガの種類が多いので、サンプルを見せるなど、どのようなものが届くのかがわかると、オファーとしてはより効果的なのでは、と思いました。

共通

せっかく入力していても、うっかりブラウザーの戻るボタンを押してしまうと、内容が全て消えてしまいます。
そうなると、ユーザーは、再入力を手間に感じてしまうかもしれません。
ぜひ、離脱ブロックを導入し、「このページから移動してもよろしいですか?」の文章で、ユーザーをページにとどまらせたいですね。

まとめ

思い切ったレイアウトのナイキは、必要とする情報が明確で、わかりやすかったです!
ミズノは、とても丁寧なフォーム作りでしたが、ナイキとくらべると情報が多く感じました。

一発勝負のオリンピックのように、思い切りを感じるナイキのフォームが優勢!

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