今日は、EFOに関する興味深い海外の記事をご紹介します。
オンラインマーケティングのエキスパートであるBryan Eisenberg氏が、自身のブログで
フォーム最適化の出発点となるのは、以下の3つの問題(着眼点)についてフォームを診断することだと書いています。
多くのフォームが陥りがちな問題点、さっそく見て行きましょう。
それでは、順番に見て行きます。
不安を軽減できていない
あなたのフォームを見て、ユーザーが不安を感じることはないか?という着眼点です。
不安を感じた瞬間、フォームからユーザーは逃げていきます。
この着眼点では、たとえば具体的には以下のような問題が挙げられます。
- 必要以上に情報を求めていないか?
- ユーザーが違和感を感じるような機密情報を求めていないか?
- フォームが威圧的ではないか?
- 完了まで時間がかかりすぎるように見えないか?
- 完了するまでのステップは明確か?
- ユーザーが感じるであろう疑問点を解消しているか?
- ユーザーを惑わすクーポンコードなどの項目が入っていないかどうか
- エラー表示は丁寧か?
信頼・信用を構築できていない
次は、ユーザーにフォームの安全性を信頼してもらえるかどうか、という点です。
信頼できないフォームを送信するユーザーはいません。
具体的には、以下のような点に注意したいですね。
- 運営団体やビジネスそのものが信用できるか?
- ブラウザ環境は安全であることが明確か?
- 携帯電話でも安全性が明確に示されているか?
- アクションボタンのそばで、信頼性をアピールできているか
- 送信した情報がどのように使用されるかを明示できているか
メリットをアピールできていない
フォームを送信するメリットを明示できていないフォームはよくありますが、
ユーザーにはフォームを送信することで得られる利益・メリットをしっかりとアピールしておきたいものです。
また、ユーザーが新たなメリットを発見しやすくすることも重要です。
- Eコマースの場合、購入のステップでカートの内容(得られる商品)を常に表示しているか
- 特定の広告に反応があったユーザーに対して、メッセージを強化できているか
- フォームのほかに電話やその他手順を用意できているか
- 似ている検索結果を表示しているか?
- フォーム送信がいかに簡単かを示しているか
- 閲覧履歴を表示できているか
- フォームがオートコンプリート機能を有しているか?
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、フォームの問題点を特定するのに役立つ3つの大きな問題点をご紹介しました。
EFOを始める時は、まずはフォームの問題点を明らかにすることが重要です。今回ご紹介した切り口を、ぜひ参考にしてみてください。
参考記事
Online Form Optimization: 3 Simple Form Problems to Fix by @TheGrok