フォーム最適化改善施策、いわゆるEFOは、
ホワイトペーパーでも取り上げた通り大きく三段階に分かれます。
- 直帰を減らす
- 入力途中離脱を減らす
- 送信途中離脱を減らす
今回は、これらそれぞれの段階のうち、1)「直帰を減らす」に対して有効な7つのティップスをご紹介させて頂きます。
直帰するユーザーの心理とは?
そもそも、なぜユーザーはページから直帰してしまうのでしょうか?
入力を全くせずにフォーム画面を離れてしまうフォーム直帰が多い場合、直帰するユーザーの心理としては下記が考えられます。
「あれ、思ってたフォームと違う…」
「え、こんな情報まで入力するの?面倒くさい…」
「このフォームに個人情報を入力するの、不安…」
こういった判断をユーザーは瞬時に行いますが、
ファーストビューに表示する情報によりフォーム送信する心理的障壁を軽減できれば、フォーム送信に進んでくれる可能性が上がります。
ユーザーの心理的障壁を軽減する、具体的なティップス
それでは、具体的な7つのTipsをご紹介します。
目次
【1】フォーム送信のメリットの提示
こちらはメリット表示の例です。このように、ユーザの不安軽減のため、
「これは何のためのフォームなのか」
「フォームを送信することでどういったメリットが得られるのか」
をしっかり明記しましょう。
【2】フォーム画面の提供元の明示
ユーザーの多くはサイトを閲覧している間はサイトの提供元について特に注意はしていないもの。
フォームへの流入時に、
「フォームを送信する相手は誰なのか」
を意識します。
そこでフォーム画面には、サイト(そしてフォーム)の提供主体について明示しましょう。
サイトの他ページよりも丁寧なくらいがちょうどよいです。
【3】他ページへのリンクの非表示
グローバルメニューやサイドメニューなどのリンクは表示させず、
ユーザーがフォーム入力の判断のみに集中できるようにしましょう。
ただし、サイトの構成が急に変わると、フォームに対する不安感が増す結果となることもあります。
サイトロゴなどや共通ヘッダー・フッターなどは残しておくほうが良いでしょう。
【4】スクロールしないですむ表示に
スクロールしなくても必要項目を入力できる項目配置を心がけましょう。
ユーザーの多くは驚くほどスクロールを嫌がります。
「次の画面に進む」ボタンが、スクロールしなくても見えるような分量になっているかいないかで、ユーザーの心理的障壁は大きく異なってきます。
【5】フォーム送信ステップの明確化
「あと残り●件で次の画面に進めます」
「入力画面は全部で3画面あります」
こういった情報を掲載するだけでも、
ユーザーの心理的障壁を軽減することができます。
【6】必須項目の明確化
どの項目が必須項目/任意項目なのかは一目瞭然になっていますか?
必須項目にピンクの背景色をつけてあげるだけで、
ユーザーは入力を必ずしなければいけない項目について見通しを立てることができ、結果として入力の開始も増えます。
【7】最初の入力項目にカーソル
入力がすぐにスタートできるようにすることも重要です。
例えば「Facebook」では、画面表示時に「メールアドレス」欄にカーソルが当たり、すぐに入力・ログインが可能となっています。
ツールを活用して、とにかくユーザーに入力を開始させる
ここまでご紹介した7つのティップスのうち、最初の4つは画面を修正しないといけないものです。
が、後の3つ(【5】~【7】)については、
当社提供のEFOツール「f-tra EFO」を利用すればすぐに開始頂けます。
当社「f-traEFO」の入力支援機能を利用するだけで、
なんと【1.22倍】のフォーム改善効果が得られ、(当社「f-traEFO」利用企業平均)
フォーム改善の最初の一歩が簡単に始められます。
最後に
いかがだったでしょうか。
次回は、フォーム最適化3ステップその2、「入力途中離脱を減らす」についてお話します。