最近よく、マーケティングに漫画のキャラクターを起用しているのを目にしませんか?
例えば、とある人材会社が、OLの萌え系女子をイメージキャラクターに起用したり、ビジネス書をマンガにした本がベストセラーになったりしています。
マンガを利用するメリットとしては、次のようなことが考えられます。
①少年週刊誌の発行部数が上向きだった時代に少年期~青年期を過ごした30~50代に刺さりやすい可能性がある。
②アイキャッチ効果が高く、イメージとしてユーザーの記憶に残りやすい。
③ストーリーを交えて分かりやすく商品・サービスの説明などができる。
アニメ画像でWeb接客してみました
ここで一つ疑問が生まれます。マンガを使ったマーケティング施策はBtoB企業にとっても有効なのでしょうか?そこで、我々f-traチームは、「f-tra CTA」のサービスサイトにおいて、実写の女性の画像と、マンガの女性の画像の二つのクリエイティブを使用して、Web接客の効果検証を行いました。
実写女性の場合
サイトを訪れると右隅に現れた女性が声を掛けてくれます。

右隅の女性をクリックすると、資料ダウンロードを案内するポップアップが表示され、画像をクリックすると、ダウンロード専用ページに遷移します。

マンガ女性の場合
右隅のアニメ女性が声を掛けてくれます。

右隅のキャラクターをクリックすると、キャラクターのコメントとともに、資料ダウンロードの案内のポップアップが表示されます。

以上のようなキャンペーン設定を行い、それぞれ実写とアニメのクリエイティブにおけるクリック率、CVRの違いを検証してみました。次回は、検証結果についてお話ししたいと思います。