当ブログでは数記事にわたり、当社の新しいUI改善ツール「エフトラCTA」について、その特徴や活用方法をご紹介します。
前回の記事ではエフトラCTAを活用してどういったCTAを実現できるのか、具体的なバナー例を通してご紹介しました。
また、その使い方は目的別に大きく4種類のパターンに分類できるということもお伝えしました。
今回からは4回に渡って、エフトラCTAの活用方法を目的別にご紹介していきます。
~本記事の目次~
エフトラCTAの活用目的4パターン
エフトラCTAの活用目的としてご紹介するパターンは以下の4つです。本日は1つ目の「購買導線の維持」をご紹介します。
- 購買導線の維持
- O2O等別目標への誘導
- 別コンテンツからの導線誘導
- 広告枠としての利用
購買導線を維持するためにCTAを用いる
「購買導線の維持」とは、言い換えれば離脱しそうなユーザーを、再びサイトの目的へ向かわせることです。

購入導線の維持の図
例えば購入導線上のページで、何らかの理由で離脱をしようとしたユーザーがいるとします。ここでユーザーが離脱をしようとしたタイミング(ブラウザやタブを閉じる、等)に対し、エフトラCTAはバナーを表示することができます。
CTAバナー内でサービスの新たなメリットなどをアピールし、魅力を感じたユーザーにページに踏みとどまってもらうことで、購買導線を維持するという使い方が可能です。
また、操作ミスなどネガティブではない要因による離脱の場合には、ユーザーが次の導線に進む後押しをする、という見方をすることもできます。
なおここでは便宜上「購入」としていますが、購入コンバージョンのみに留まらず、申込みや会員登録などサイトそれぞれの目的に置き換えることができると思います。
こんな場合に効果的!
一度は購入導線上に訪れたユーザーをみすみす逃すことなく、もう一度元の導線に戻ることを検討してもらうというのは、コンバージョン率に直接的に影響を与える、大きな意味を持つ改善方針です。
例えば「カゴ落ち」という言葉にもあるように、購入の導線の途中で離脱をしてしまうユーザーの存在は、いつでもEC担当者の悩みのたねです。ぜひECサイトのカゴ落ち対策としてご活用いただきたく存じます。
また、ECサイトにかぎらず、購入導線上の特定のページやポイントで離脱が多く生じている場合には大きな効果が期待できるのではと思います。
表示するタイミング
離脱ポイントにCTAを設置することで導線を回復するというのが基本方針です。ですのでもちろん、CTAを表示するタイミングはユーザーが離脱しようとした瞬間がメインとなります。
ただし、離脱の多いページに対して先回りして離脱を食い止めるという意味合いで、ページロード時や経過時間など他のタイミングに応じてオファーを表示することも考えられます。
このページに配置すると効果的!
CTAの配置場所は、サイト全体というよりは、離脱の多いページへの狙い撃ちでの配置がおすすめです。
インパクトの大きい離脱ポイントから順に、なぜユーザーが去ろうとしているのか仮説の検証を行うなど、最適な訴求内容を検討でき、結果としてより大きな効果が期待できるからです。
表示するUI
この用途に用いる場合、CTAはモーダルポップアップで実装することを強くおすすめします。

モーダルポップアップのCTAバナーの表示イメージ
モーダルポップアップは、ユーザーに対しバナーの訴求内容を強く、かつ確実にアピールすることができます。
いっぽうフッターポップアップで実装した場合、訴求がさりげなく、離脱を試みたユーザーであればCTAの存在に気づかないということもあるでしょう。その場合、なぜ離脱できないのかユーザーは直感的に理解することができません。このようにサイトのユーザビリティを著しく損ねてしまうという可能性からも、弊社ではモーダルポップアップによる実装をおすすめしています。
クリエイティブ例
一度は離脱しようと考えたユーザーを引き止めるのですから、ユーザーの目に魅力的に映るわかりやすいメリットや訴求を置く必要があります。
実際はサービスの内容や離脱ポイントによって検討いただく必要がありますが、ここではいくつかアイデアを紹介したいと思います。
ディスカウント商品の案内
わかりやすいユーザーのメリットといえば、ディスカウントです。いまディスカウントしている商品がある場合、その存在をアピールすることで、ユーザーが興味を持ってサイトに留まってくれるかもしれません。
ECサイトにかぎらず、月額課金制のサービスなどでも有効でしょう。
タイムセールのお知らせ

タイムセールのCTAのクリエイティブ例
ディスカウントの訴求をより効果的にするならば、「タイムセール」という見せ方をし、より限定感を出すというのも良いでしょう。
クーポンの案内
ディスカウントとも似ていますが、シークレットクーポンを発行するという見せ方も効果的かもしれません。
ユーザーが購入に至るまでの「あと一歩」を後押ししてくれるかもしれません。
限定/人気商品の案内
キラーコンテンツとなるサービスや商品を持つサイトの場合、それらをアピールすることでユーザーをサイトに留めるという手法も考えられます。
その他キャンペーンのアピール
その他、期間限定のキャンペーンなどを実施している場合は、離脱時に表示することでひょっとしたらユーザーが興味を持ってくれるかもしれません。
ソーシャルプルーフ、信頼感の訴求
ディスカウントやキャンペーンコンテンツが無くても、そのサービスの魅力を別角度でアピールしてみることで、ユーザーにあらためて強い印象をもたらすことができるかもしれません。
ソーシャルプルーフなどをうまく活用すると良いでしょう。
最後に
本日は、エフトラCTAの活用目的のひとつとして「購買導線の維持」についてご紹介、ご説明しました。
あなたのサイトでのご活用イメージは広がりましたか?
ご興味をお持ちの方は、只今エフトラCTAを1ヶ月間無料で全機能を試せるトライアルを実施中ですので、ぜひご検討ください。
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次回は2つ目の活用パターン「O2O等別目標への誘導」についてご紹介します。