【性別】で見る!フォーム入力におけるユーザーの傾向

今回は弊社実施のアンケート調査結果について、属性ごと違いを紹介するシリーズ。
今回は【性別】に見た傾向・特徴をご紹介したいと思います。

※過去のシリーズはこちら
【年齢別】で見る!フォーム途中離脱におけるユーザーの傾向
【職業別】で見る!フォーム入力におけるユーザーの傾向

フォームの入力でイライラしているのは男性!?

フォーム入力を途中でやめた経験、イライラした経験、男女別で集計を実施したところ、
いずれも男性のほうが多いという結果に。

あなたはウェブフォームの入力を途中でやめてしまった経験がありますか?(よくある、たまにあると回答)
男女別途中離脱経験
男性 75.4%
女性 61.3%

ウェブフォームの入力でイライラしたことがありますか?(よくある、たまにあると回答)
ウェブフォームの入力でイライラしたことがありますか?
男性 82.2%
女性 72.0%

いずれも10%以上も開きがあります。
男性向けのサイトのほうが、よりEFOに慎重に取り組む必要がありそうですね。

イライラ・離脱の理由はとくに男女差なし

では、イライラしたり離脱をする、その理由についてはどうでしょうか。

男女別にそれぞれ集計を行なったところ、離脱理由の回答傾向は男女差はとくに確認できませんでした。
イライラの原因については、「読み込みの遅さ」のみ女性のほうが回答率が高かったものの、大きな差は見られませんでした。

フォーム入力をやめた、その後の行動は?

次は、は離脱後の行動についても男女差を確認してみました。
全体的にこちらも似通った結果となりましたが、唯一差が出たのは以下の2点でした。

男性の傾向

女性に比べ、フォームから離脱したあと<そのウェブフォームを運営しているサイトに直接電話・メールした>という行動を取るのは男性のほうが多いようです。

女性の傾向

一方、女性のほうが多かったのが<同じフォームに後日再訪問してフォーム送信を完了した>人でした。

何を便利に感じるかにも男女差が

続いて、フォームを便利だと感じる場合の理由については、以下のような傾向がありました。

男性の傾向

男性は、誤りをすぐ指摘してくれるフォーム、項目に合わせて入力形式が自動的に変わってくれるフォームについて比較的便利だと感じているようです。

女性の傾向

入力が必須の残り項目を指示してくれるフォーム、送信までの手順が少ないフォームについて、男性に比べて「便利だ」と回答する人が多い結果となりました。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今日は性別にアンケート結果を集計した結果をご紹介しました。

フォームにイライラする人や、入力途中離脱に陥りやすいのは男性の方が多い傾向があるため、
男性向けのサイト・サービスはとくにEFOに力を入れたいところ。

離脱やイライラの理由には、今回の調査では大きな差はなく、わずかに男女別の傾向が存在する程度でした。

EFOに取り組む際に参考にしていただければ幸いです。

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